トッド・フィリップス監督の映画「ジョーカー」を観た。日本公開した翌日のことだ。
2019/10/05
2019/08/22
「オタク」という言葉の内にある矜持と自虐
「オタク」という言葉の意味は簡単で、まともな国語辞典を引いてみればいい。たとえば「スーパー大辞林」によれば:
俗に、特定の分野・物事を好み、関連品または関連情報の収集を積極的に行う人。狭義には、アニメーション・テレビゲーム・アイドルなどのような、やや虚構性の高い世界観を好む人をさす。「漫画―」どういうわけか人々はオタクという言葉に敏感で、そこから文化批評をしたがる一方で、自分や他人をオタクと呼ぶときにはそこに微妙な矜持や敬意、自虐や侮辱を含ませている。わたしも例外でない。オタクという言葉はスペシャルなんだ。
2019/08/07
TV ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の功罪
2019/07/15
2019/05/14
琴葉とこ、死んだ
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漫画家の琴葉とこが死んだ。偶然 Web の記事で知った。彼女を追いかけるのをやめて10年近く経っていたわたしは、思ったほど衝撃を受けなかった。 それでも、あるべき死があるべき人を食い殺したと思って、令和のはじまりの深夜にわたしは独りで笑った。笑えなかった。
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志村貴子の漫画 「放浪息子」 を読んだ。 これは、女の子の服が着たい男の子と、男の子の服が着たい女の子の物語。つまり、LGBT の中のいわゆる クロスドレッサー(異性装者) の物語だ。
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自分の生涯の作品といえば、恐らく ドストエフスキーの「罪と罰」 になる。手元にある新潮文庫版の本の刷日付から類推すると、小学6年生か中学1年生頃に読んだ。そして中学1年のとき、僕はこの小説の主人公ラスコーリニコフと同じように人生をあやまった。つまり、この長編小説は僕を救済したと同...